November 2010
“
細かく描ければいいというものではないんです。みんな細かく描いているだけで、肝心の官能性がないんです。トトロなんて全然細かい絵ではないのですが、単純な線で、(動画の)枚数も少なくして、お腹を押したらへっこみそうという表現をやってのけている。それが何かといったら才能なんです。
そういうことを宮崎駿は日々研究してきたんですよね。細かく描いたら、お腹は押してもへっこみません。だから、本当に優れたものは大雑把に描いてあるんです。いかに少ない線である感じを出せるか、ここがポイントですよね。枚数を使ったり、細かく描いたりすればいいというものではなくて、細かくやればやるほど逆の効果が出るんです。それができる人はほとんどいません。
” —Business Media 誠:鈴木敏夫プロデューサーが語る、スタジオジブリ作品の創り方(前編) (4/5)